目的

本会は,全ての関節病の病態を解明し,外科的治療,内科的治療およびリハビリテーション治療などの進歩と普及に貢献することを目的とする。

理事長挨拶

近畿大学 赤木將男

前任の津村 弘先生の後任として理事長を拝命しました近畿大学の赤木將男です(2018年11月8日理事会)。本学会は1978年に日本リウマチ外科研究会として発足し、1890年に日本リウマチ・関節外科学会となり、その後、関節症研究会を吸収合併して、2007年より日本関節病学会と名称変更しております。本会は運動器の本体である関節という臓器を基礎から臨床まで、脊椎から四肢まで扱う日本で唯一の歴史ある学会です。査読制度のある学会誌を持つなど、医学系学会としての基本を備えており、2014年9月1日には一般社団法人となり、学会組織として確固とした基盤を有しております。

しかし、限定的な領域を扱う専門学会が活況を呈する中、広範な領域を扱う本学会の会員数、学術集会演題数、学会誌への投稿論文数は伸び悩んでいるのが現状です。各関節の専門治療が進歩し、その知識や技術がないと自分のアイデンティティを確立できないと考える若手整形外科医が多いためであろうと思います。しかし、人の運動は一つの関節のみでは成り立ちませんし、複雑な患者の訴えに答えるためには隣接する関節のことや体幹を支える脊柱のことを考える必要があります。その関節の立ち位置を人の運動器という全体像から理解する視点を忘れてはなりません。その意味で、一人の患者の運動器全体を管理しなければならない関節リウマチは本学会における重要な診療領域です。

原点に帰って学会の魅力とは何であろうか、会員にとって役に立つ学会とは何であろうかと考えますと、①自ら学び育つ、②他者から学び育つ、③志を同じくするものと交流する場である、と言うことになります。会員がこの学会を通じて自分が育ち、視野が広がり、他施設の関節外科医と交流し、学会という舞台で活躍できたと実感することが出来れば学会は自ずから発展してゆくでしょう。関節症の基礎医学から診断・治療学まで一般論を学ぶことが出来るのは唯一この学会のみです。多部位の関節症を扱う本学会では専門外の関節疾患の知識に触れ、自分の専門領域に新しい発想を得ることが出来ます。手術治療のみならず、先進的な高度医療や新たな保存的治療に関しての研究報告も多く、関節症診療の幅を広げるにも最適の学会です。全ての関節が有する可動機能・安定性・支持荷重機能を理解し、その損傷や関節リウマチ・変形性関節症の病態を考え、新たな診断法や治療法について考える本学会学術集会では、関節外科全体の進歩と新しい話題について学ぶことができます。

会員の満足度を向上させることが学会の発展に繋がると信じておりますので、皆様のお知恵を拝借しながら努力したいと考えております。
何卒よろしくご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。

概要

所在地

〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 パレスサイドビル
(株)毎日学術フォーラム内

設立

1973年
1973年 設立 (リウマチ外科研究会)
1981年 学会発足 (日本リウマチ・関節外科学会)
2007年 名称変更 (日本関節病学会)
2014年 一般社団法人設立

会員数 (平成30年8月31日現在)

1,180名
<内訳>
正会員 1,070名
準会員 7名
名誉会員 81名
賛助会員 9社
購読会員 12団体

主な事業

  • 学術集会の開催
     (次回開催情報はこちら)
  • 会誌の発行・発送
    『日本リウマチ・関節外科学会雑誌』 Vol.1~26
    『日本関節病学会誌』 Vol.27~